原田郁(日本)NEW!
コンピューターの中に家や公園のある架空の世界を作り、その架空の空間の中に立って見える風景を描き続けている作家。旧里見小の入り口に大きなモニュメントが立ちます。
カルロス・ガライコア(キューバ)
2014年に旧白鳥小学校の校庭に登場した、体験型の2つの遊具作品。市原市の印象や、臨海工場地域の建物からインスピレーションを得ており、ブランコと滑り台は市内にあった古い設備が再利用されている。数回の塗り直しを経て、今回もフレッシュアップした姿で公開された。
角文平(日本)
ドラム缶に積み上げられたオブジェが、絶えず中身を循環させる。石油缶やチョコレートの噴水に、列強や経済大国、エネルギー争奪戦 争や公害といったシンボルを重ねる。大食い願望を軽やかに見せながらも、資本主義社会で私利私欲に溺れて破滅する危険性など暗黒部分と向き合 わせる本作は、物事を多角的に見せる工夫と手がかりを示す。
栗山斉(日本)
大気圧と真空でつくられたトンネルの構造を観測する作品。内側と外側で大気圧に大きな差異が生じているガラス管を局部的に熱すると、柔ら かくなったガラスが大気圧に押され(真空に引っ張られ)形態が変化する。できた凸凹状のガラス管では放電が不安定になって光がゆらぎ、大気の 圧力が可視化される。
宇川開(日本)「白のあわい」NEW!
作家自身が登った雪山で採取した一部を切り取り、小さな白の循環を表現したインスタレーション作品。
串田番平(日本)NEW!
乾燥炉 日常生活では見過ごされがちな風の力を通じて、工業社会の一部としての人間の存在を再確認する作品。
森靖(日本)
現代に必要とされる自由とは何かを考えながら、伝統的な木彫技法を用いて制作された彫像。旧里見小学校に作られたスタジオで、作品制作を行う。
豊福亮(日本)
市原の原風景である里山に、市原の工場夜景をモチーフとしたミュージアムを作り出す。
ソカリ・ドグラス・カンプ(ナイジェリア/イギリス)
鉄板を加工してベンチや木、植物をかたどり、人々の憩いの場となるような彫刻作品を制作する。旧里見小学校では、約2週間滞在し、作品を完成させました。
アレクサンドル・ポノマリョフ(ロシア)
永久機関 旧里見小の心臓のような鼓動が、館内に響きます。